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演奏日記

街角アート&ミュージック(長野市)

長野市主催の「街角アート&ミュージック」に、今回は、ショーログループ「グルーポオラサォオン」で参加してきました。「ショーロ(choro)」は、19世紀後半にブラジルで生まれた音楽で、サンバやボサノヴァの源流にもなった重要なジャンルとも言われています。「choro」はポルトガル語で「泣く」という意味のchorarに由来しています。軽快で陽気な曲も多いのですが、今回は、秋にぴったりの哀愁漂う4曲を演奏しました。アコーディオンとフルートがメロディー担当、そしてカヴァキーニョ(小型ギター)の音色がなんとも言えず、音楽が生まれた当時の面影を写し出します。世界中で、さまざまな音楽のジャンルが生まれてきましたが、そこには、共通して、それぞれの人々の心や魂の叫びを感じます。